

「こんにちは。この薪ストーブ、いいでしょう?家を建てるにあたっての念願が、薪ストーブを置くことと、動線がいい家をつくることだったんです。
薪ストーブを置いている土間は、玄関とも庭ともつながっていて、近所の人が来ても気軽におしゃべりできます。冬の夜、ここでじっと炎を見ているのは、何とも言えずいいものですよ。とても満ち足りた気分になります。
そうそう、オーロラって知ってます?北極圏のじゃないですよ。ストーブの炎がある温度に達すると、オーロラみたいに揺れるんです。本当にきれいですよ。それだけでせっせと薪割りをする甲斐があるというものです」
少年のように目を輝かせて、話してくださるのはA様のご主人です。

「タカコウさんとの出会いは、書店で偶然手にした『チルチンびと』でした。当分の間家は建てられないと思っていましたが、地元の木を使って建てるという姿勢に共感して、とりあえずタカコウさんの木工教室に行きました。それが結構楽しくて!
その日のうちに建築中のモデルハウスも見せてもらいました。ふだんは出来上がりしか見ないから、見えないところにあんなに木が使われているのかと驚きました。その時の説明の仕方や話された内容を聞いて、とてもしっかりとした考え方で家づくりをしている工務店だな、という印象を受けました。
その後、家を建ててもらうところに辿り着くまでは、いろいろな紆余曲折があり、他のハウスメーカーの建物を見たりもしましたが、いい面も悪い面も、全部正直に教えてもらえるという点ではタカコウさんが一番でしたね。結局最後は人としての信頼感が決め手となって、タカコウさんにお願いすることにしました」

「タカコウさんが他と決定的に違っていたのは、"土地が見つかるまではプランニングはしません"と言われたことです。よそが"プランニングだけでもしてみましょうか?"と言うのとは180度違っています。これには最初びっくりしました。
でも、よく聞いてみると、どんな土地かわからないのにプランニングはできない、というタカコウさんの理屈がもっともだと納得しました。
それにしてもまあ、この会社は徹底して媚びないですね。媚びれらてもこちらも困りますが(笑)。イベントの情報はきちんと知らせて下さるし、"必要があれば、いつでもお声をかけてください"とは言ってもらいましたが、"そろそろいかがですか?"といった催促の電話は一切なし。徹底してこちらのペースに合わせてくれたので、有難かったです。
それと、ぜひ言っておきたいのが、プロとしての力量の素晴らしさ。窓の高さや障子の桟など、横の線・縦の線がきれいに揃っているんです。そのせいでいろいろな形の窓や建具があっても、すっきり収まってみえるんですね。それを知った時は、いよっ、タカコウハウスって、大向こうから声をかけたくなっちゃいましたよ(笑)」

「この家は1階、2階、小屋裏と、縦につながっているんです。ちょっと面白いでしょ?そして家の中と外は横につながっている。1階のリビングとウッドデッキは同じ高さで、部屋の延長のようになっているから、人が大勢集まってもみんなで盛り上がることができるんです。
ちょっと自慢なのが、キッチンからつながっているウォークインクロゼット。ここから梯子を使って2階に上がることができます。お客様がみえた時に居間を通らずに物を取りに行くのに便利で、とても重宝しています」